CROSSTALK VOL.02
若手対談
官公庁、学校、のアトラクション……。
各現場で奮闘する9年目の藤ノ木と、7年目の床次。2人から見る冨田電機工業の“リアル”を語ってもらった。

電気設備工事(受変電設備工事/産業用機械工事)
藤ノ木 友輔

電気設備工事(受変電設備工事/産業用機械工事)
床次 陽


僕らの上の先輩とは10以上歳が離れていて、“昭和の職人”みたいな先輩に囲まれて働いてます。

腕はいいのにコミュニケーションが荒い。僕なんかは、喧嘩になったこともあります。

上司が悪気なくやったことが、あまりにも納得いかなかったんだよね。

「昭和のやり方押し付けてこないでください!」って、思わず……。

工事の仕事自体は楽しいんだけど。

ぶっちゃけ、そういう大変さはあります。


入社後は安全講習や道具の使い方の講義を受けてから、現場に出ます。

でも、これまで机に向かってるだけだった学生がいきなり現場出て、ビビるのは当たり前じゃないですか。

分かんないことだらけだし。

それなのに、スムーズに動けなかったら平気で怒鳴られる。

危険が伴うぶん、上司も気を張ってるんだろうけど……。

ハンパなことしたくないし、そういうのに慣れて一つひとつ仕事覚えていくのが腕を磨く一番の近道だから、続けてるけど。
でも、だからこそ、一緒に辛さを共有できる仲間がどんだけ心の支えになるか……!

ホント。後輩、入ってほしいよね。現場で助け合えるし、それぞれ休みもとりやすくなるし。うち、今のところ長期休みは取りづらいんで。

がっつりボーナス出たり年々基本給上がってたり、環境はどんどん良くなってきてるけどね。

だから、次は休みが増えることに期待したい。

でもさ、人が遊んでるうちに働いたぶんだけ、俺はケーブル配線上手くなってたり、藤ノ木さんは端子上げたりコネクタ付けるの上手くなってたりしますよね。

それはそう。

去年、の工事やってたし。世界で数えるほどしかないの、電気工事でしたっけ。

うん。この案件は最終的に自分ともう一人とで終わらせて、期日までに無事オープンできた。こういう現場を終えられると、自分を褒めてあげたくなるかな。


藤ノ木さんは昔より明るくなって、喋るようになりましたよね。

床次は、納得いかないことがあっても基本的にはカッとならずに受け流せるようになった気がする。

よっぽどじゃなければだけど……(苦笑)。

ただ、何でも受け流すだけじゃなく、厳しい工期やオーダーも一度受け止める姿勢ができてると思う。

あー、たしかに。

その中で「これは明日の自分のために寝て忘れよう」「これは自分が悪かった」って振り返る力とかは、お互いに身についたんじゃないかな。

ユルい会社だったら多分、こういう精神的な成長はできないでしょ。もっと技術を磨くために、これからもほどよく受け流したり踏ん張ったりしながら、とにかく続けていくしかない。

決してラクじゃないけど……。

でも、適当に仕事して20代、30代過ごすよりよっぽど、将来の自分のためになってるっすよね。……いつもこんなこと思って働いてるわけじゃなく、慌ただしくしてたら、ここまで来てたってだけだけど(笑)。


