INTERVIEW VOL.03

下門 篤

電気設備工事(受変電設備工事/産業用機械工事)

今のところ〝社内一のきれい好き〟です

以前はイベント会場の電気工事をやっていて、頑張ったことが形に残る仕事に就きたいと思って冨田電機工業に転職したのが10年以上前のこと。安全性と耐久性に優れたていねいな技術が身について、良かったです。言ってしまえば、配線すれば電気は流れる。でもケーブルがきれいに収まっている仕上がりなら、もっとお客さんに喜んでもらえます。それに、処理が雑だと場合によっては部品が壊れたり、最悪火事になることもある。職人の腕ってのは、細かい部分に現れるんですよ。ちなみに今のところ、社内で俺以上にきれい好きな奴はいません。

うまく言えないけど後輩の成長は自分のことみたいに嬉しい

後輩には全員、どこに行っても通用する職人になってほしいと思ってます。その最低条件は、仕事へのマジメな姿勢と正しい技術が身についてること。だから職場で整理整頓しない、朝起きれないとかって、頑張ればできるのにやらない社員には注意します。だって技術は盗めるけど、姿勢を改めるってすごく難しいことだから。実際に注意した後からマジメになったり、俺の技術を盗んで現場で活かしてくれたりする後輩を見ると、嬉しいんです。「他の先輩からも盗んで、もっともっと大きくなれよ!」って、いつも応援してる。
……まぁ俺、口下手で。本人たちに伝わるうまい言い方、全然できないんだけどさ。

次のインタビューを読む